出産記録/無痛分娩のメリットデメリット

少しずつ、出産のことを書いていきたいと思います。
1年近く前に遡るので、記憶が曖昧になりつつあるんですが、当時のメモなどを確認しつつできるだけ正確に。
というのも、無痛分娩を選んだ私。妊娠した段階から、無痛で産むと決めていたので、病院選びもそれが第一条件。とはいえ、何より大事にすべきは安全面なので、NICUのある病院を選びました。(大きな周産期センターがある病院ではないのですが、ある程度のケアは病院内で可能。程度によっては提携の病院に搬送)

無痛に興味がある人は多いと思うのですが、事故などがあるのも事実。人間の身体の仕組みからすれば不必要な麻酔を使うわけだし、なんか不安だなー、という人も多いんじゃないでしょうか。
個人的には、無痛で大正解でした。
てか、お産の痛みが必要な理由が全くわからない私。歯を抜くときにも麻酔を使うんだから、お産でも使えばいいじゃない。我慢することないじゃない。

が、デメリットもあるので、それを知った上での選択が大事と思います。

①麻酔を使うので万一の危険が伴う
②計画出産が多い(病院による)
③陣痛の間隔がなくいきみづらいので、お産が長引きがち
④↑のため、陣痛促進剤を使うことが多い
⑤事前の処置が超痛い
⑥陣痛がない分、産後の痛みがつらい
⑦高額
⑧親族への説明が面倒

私が感じたデメリットは、上記の通り。
出産した病院では、希望者は医師から説明を受けて納得した場合に出産日を決めるというスタイルで、1〜5の説明をしてもらいました。
あと、個人的にも麻酔の専門医が常駐していることや、万が一の場合に搬送される病院についても確認。
費用面は、決して安い病院ではなくて、正直痛い出費ではあったのですが、とにかく痛いのが嫌だったので奮発(という表現もアレだが)。
親族への説明は、私の場合理解があったので「痛くないならそっちの方がぜったいいいよ! 計画出産だったら予定あけとくし!」みたいなノリだったんですが、昔気質な場合は大変だろうなーと思います。ま、そういう親族だった場合は、伏せておいたと思いますが。産むのは自分なんだから、他の人にどうこう言われる筋合いないですもんね。大事なのは母子の安全と安心だもの。

メリットは

痛くない!!!

これにつきます。
私の場合は、ほぼ完全な無痛で産めました。
色んな話を聞いて、10の痛みを3くらいに抑えられれば万々歳だと思ってたので、多少の痛みは覚悟してたのですが、全然痛くなかった。(痛みをどれくらい残すのかは、病院や医師の方針があるので要確認です)
お腹の感覚は残ってたので、陣痛時にぎゅーっと下腹部が収縮する感じはしっかりわかったし、産まれるときの感覚もしっかりありました。本来であれば激痛のはずが、普通に会話もできたし、なんならお産の合間に友達やにLINEしたり、LDRに来た家族とおしゃべりしたり。
産むときも、最後まで平常心でいられました。痛みがないぶん、かなり力を入れないといきめなかったし、吸引分娩にもなったけど、主治医の先生の腕が良かったのか、本当に楽だった!!

なので、無痛分娩を検討している方には、ぜひお勧めしたい。
もちろん、安全面がちゃんと確保されていること、リスクを含めた説明がしっかりあることが前提ですが。

さて、そんなに良いよ良いよと言っている無痛分娩ですが、何もかもスムーズにいった訳ではなく、それなりに大変な思いもしました。
長くなるので、それは次回に。

近況報告

大変お久しぶりです。忙しさにかまけていたら、あっという間に年が明け春が来て夏になってしまいました。

 

育児は相変わらず大変です。私が子育てに不向きなのか、娘が手がかかるタイプなのか、両方なのか。多分両方なんだろうな。それでも娘は健康にすくすく育ち保育園にも通えるようになり、職場復帰もできました。やっと育児以外の時間が持てて、ほっとしております。日中は保育園でお世話してもらえるので、仕事は大変かもしれないけど、抱っこでやられた肩も腰も膝も、きっと快方に向かうことでしょう。
娘はとにかく抱っこちゃんで、もう本当に本当につらかった。このつらさが意外と人に伝わらなくて、何度「大変だけど可愛いのは今だけ」「動くようになると、抱っこの頃の方が楽だったと思うよ」「今しかできないことだから」などと言われたことか。いや確かにそうでしょう、そうでしょうけども!! アンタ8ヶ月間ずっと赤子を抱っこし続けてごらんなさいよ!!! 整形外科行って湿布貼って整体で鍼打って、ストレッチして、それでも身体中痛いって言ってんのに今だけ〜とか、そんなに抱っこが好きなら代わってよ!
娘は3ヶ月くらいでベビーカーも拒否したため、毎日7〜8時間は余裕で抱っこでした。低月齢のときは朝6時から夜7時までずっと抱っことか。5ヶ月くらいまで昼寝中も抱っこだったし。その昼寝も30分で起きるし、寝かしつけも抱っこだし、当然起きてる時はずっと抱っこだったし。
ほんと、娘の身体に吸盤がついててくっつけておければどんなに楽だったか。
育児の辛さっていうのは、本当に人それぞれなので、つらいと泣く人に安易にハッピーな声かけはするもんじゃないな、と身をもって思い知りました。

 

そんな娘も保育園児。色々トラブルもあり、病気にもガンガンかかり、園では「不機嫌すぎる」という理由で呼び出しがあるくらい強烈な泣きぐずりを披露する娘ですが、それでも、保育園に預けてからほんとーーーーーーーに楽になりました。
ひとりで座って遊べるようになったし、抱っこじゃなくても寝られるようになったし。ベビーカーも乗れるようになった!
現在10ヶ月の娘ですが、最近ようやく、こうして抱っこして甘やかしていられる蜜月の日々も今だけなんだろうなあ、と思えるようになりました。つまり、心の余裕ができたってことですね。あー、復帰してよかった!

 

しかし、妊娠〜産後は、世の母親への風当たり…というか、社会的な価値観がいかに窮屈か、行政の仕組みがいかに整ってないかってことを痛感しました。
いやー、こりゃ少子化も改善しない訳だわ。

 

妊娠出産のことや、保活については色々思うところがたくさんあるので、機会があればここでも書き綴っていきたいです。時間と気力が残っていればですが…

 

とりあえず、私は(それなりに)元気です。
近況報告でした。

育児つれづれ

バタバタしているうちに出産から1ヶ月以上経ってしまいました。みんな口を揃えて産後は大変だ大変だって言うし覚悟はしてたけど、本当に大変。信じられないくらいの寝不足と疲労、加えて産後の癒えない傷に鞭打って、ひたすらに授乳してオムツ替えて抱っこしてたらいつの間にか季節は夏から秋になっていました。あっという間だな…いや、まだ2ヶ月も経ってないのか。まじか…!

 

我が家はなべおさんに1ヶ月育休を取ってもらい、里帰りしない代わりに完全2人体制で育児に勤しんだのですが、それでも赤子には全然太刀打ちできず息も絶え絶えです。特に私は産前の安静の日々で体力がだいぶ落ちたので、身体もやられ、精神もやられ、かなり危ない橋を渡る日々。産後鬱とか虐待とか、ちーっとも他人事じゃない。事が起きてからじゃ遅いので、今のうちから何か起きそうなら私を家に残し、なべおさんの実家に娘を連れて避難するよう話をしています。

なんとか楽になろうと産前から読んでいた育児書を読み返したりしてますが、疲れてると全然頭に入ってこないし、そもそも育児書を忠実に実践に移すには、超人的な体力と鋼の精神力が必要とわかりました。無理じゃ!!!

 

元より育児は向かない、お母さんなんてなれないよ! と公言してはばからない私ですが、だからといって育児放棄することもできず、赤子と対峙する日々。大人であるこちらの方が知力も体力も上のはずなのに、2人がかりでも歯が立たないとは何ということだ…と絶望することも多々。こんなに産後の育児がつらい必要性がまったくわからないよ…。人間という種のためにも、いや、そこまで壮大な話じゃなくても、もっと心身ともに負担なく育児ができる作りの方が、少子化にもいいんじゃね? と毎日考えています。(育児、手があく時間は全くないけど、ぼんやり考え事をする時間はバカみたいにあるので、本当に毎日そんなことを考えている)

 

しかし、赤ちゃんは可愛いです。我が子は可愛いとかじゃなくて、赤ちゃんという種そのものに本能に訴える可愛さがあるよね。彼らも生存を賭けてるのだから、人の心に訴えかける可愛さがなくちゃダメなんだろうな。可愛くなくちゃこっちもこんなに身を粉にできないもんね…

大きな頭も小さな唇もぎこちない動きも、すべて可愛い。そして泣き声はとんでもなく不快なので、必死に泣かせないようにお世話してしまい、疲労困憊で、もう可愛いなんて思えない……なんて思った時に新生児微笑なんぞを繰り出してきたりすると、脳内が麻痺して「かわいいいいい!!!」とまたお世話してしまうという。麻薬ですね。赤子は麻薬です。可愛いは正義と言うけれど、赤子の可愛さは正義なんて清らかなもんではない。善悪なんて超越した、もっと強烈で抗いがたいもの。麻薬ですよ。(しつこい)

 

まあ、そんなこんなで正に半狂乱な日々で、つらくて涙することも多々。つらいよー寝たいよー身体は痛いし肌も荒れるし、こんな生活やだよー! ああでも赤ちゃん可愛い! 可愛いよー! こんな母ちゃんでごめんよー、って感じ。

誰しも子を産めば、多かれ少なかれ同じような苦労をするんだろうけど、なんだか自分ひとりがそんな苦労を背負い込んでるような気持ちになったりして、孤独でもあります。私、このまま枯れ果てるまでおっぱいあげて、一日中オムツ替えて死んでいくのかしら…とか。実際産後はオムツばっかり買って、オムツ破産するんじゃないかって勢いだし。(Amazonの購入履歴にオムツずらり)

 

しかし、先日、どうしても手が離せなくて子供を抱っこできず(ただいま抱っこちゃん真っ最中で、寝ても覚めても抱っこしないとギャン泣き)しばらく泣かせておいて抱き上げた瞬間、顔を真っ赤にして唇と喉を震わせて全身で泣く娘の姿、この子は今この瞬間、生きるために頼れるのは私しかいないんだ。なんて孤独なんだろう、思ってハッとしたのでした。

そしたらなんでかわからないけど涙がぼろぼろ出てきて、わーん! あなたはひとりじゃないよ! お父さんとお母さんの宝物だよ! いつかひとり立ちするまで一緒に生きていこうね! と抱っこしながら号泣した、なんてことがあり、そこで初めて、子供を育てるという意識が生まれた気がします。が、改めて思い出すとなんかもう、やっぱり赤子は麻薬ですね…子供とは、育児とは、という話をしたかったんですが、薬から抜け出せないエピソードだわ……

 

そんな訳で、かろうじて息をしてるというレベルですが、生きて子育てに邁進しております。

もう全然向いてないけど。子育て。

でも、今までの人生でこんなにも誰かに頼られ、こんなにも全てを賭して誰かのために生きたことってない。これは私にとってかなり衝撃的な出来事で、うまく言えないけど、自分の人生が新しいフェーズに入った感じがします。ま、赤子は麻薬なので、ラリってるだけかもですが。

 

無痛分娩について書きたかったのだけど、あまりにバタバタで、そのバタバタを記しておこうと思ったらこんな感じになりました。

ちなみに今は仕事が休みのなべおさんに子を託し、スタバにいます。ようやく息抜きという技を覚えたところ。来週は託児付きの整体も予約したし、そろそろ自分のメンテナンスをしたい。

 

出産育児はかくも壮絶なものなのですね。

とりあえず、近況報告でした。

出産しました。

2016aug26

2016年8月17日17時52分、2862gの女の子を出産いたしました。
母子ともに健康です。
すでに退院し、大人ふたりと生まれたてひとり、試行錯誤しながらの生活が始まっています。
てか、産後の傷の痛みが半端なくてですね…。産褥入院は忙しいという話は聞いていましたが、痛みにのたうち回っている(実際には痛くて動けない)私に容赦なく「午後から母子同室なので診察を済ませたら新生児室に来てくださいね〜」なんていう助産師さんが鬼に見えました。痛み止めで復活してからは、助産師さんも看護師さんも超優しい! 超頼りになる! だいすき!! に変わったのですが(現金)。

計画出産&無痛分娩だったので、お産の際の痛みはありませんでした。
が、当然ながら色々ありまして、他に入院している元妊婦さんたちの話を聞いて、お産の数だけドラマがあるなーと。皆さんそれぞれ、安産でも難産でも、出産というのは壮絶な体験だよなーとしみじみ。
出産時の話はおいおい詳しく記したいと思います。

産んだ瞬間の気持ちとしては、感動の涙というよりは、「おわったー!!!」という安堵感。
そして苦しかったお腹が一気にすっきりと広くなった爽快感。
生まれたての我が子を見て、その大きさに衝撃を受け(いや、決してビックベイビーじゃないのだけど、それでもあの大きさの物体を体外に出したという衝撃たるや)、と同時に、取り返しがつかないことをしてしまった…と、腰が引けてしまうような妙な感覚にとらわれたり。
出産して1週間経ちますが、いまだ我が子という実感はわきません。
というか、自分が人をひとりこの世に産み落としたなんて、到底信じられない。

一方なべおさんは生まれた瞬間から我が子にメロメロ。新生児を目の前にして何を話していいのやら…とじっと子を見つめて抱く私と対照的に、ありとあらゆることを話しかけ、退院してからは率先して抱っこ抱っこ抱っこ。調乳もオムツ替えもやってくれるので私はとても助かりますが、母性というものがあるのなら、やっぱり私よりなべおさんの方がたっぷり持ち合わせているなあ…と。

しかし、赤ちゃんという生き物は無条件で可愛い。毎日毎日、授乳してオムツを替え抱っこして寝かしつけて…を昼夜なくエンドレスで繰り返していますが、オムツ替え中におしっこをされても、替えた直後にブリブリ音がしても、着替えた直後にミルクを盛大に吐き戻しても、寝ずに数時間グズグズしても、やっぱり可愛い。ふしぎー。
なべおさんなんて、あまりの可愛さに「世界のすべての理不尽に寛容になれる」とまで言っています。私はさすがにそこまでじゃありませんが。

ああ、本当に親になってしまったのだなー。私。
私なんかに育てられて、どんな人間になるのだろうか。まあでも私はこんなでもなべおさんは本当に良い父親になりそうだし、子は親の影響を多分に受けても別の人間だし、私のことは省みることなく、自分の人生を充実させるべく成長していってほしいと思っています。

無事に生まれてきてくれて、ほんとうにありがとう!
仲良くやっていこうね!

<産後メモ>
・傷口がとても痛い。ロキソニン必須。痛い中での深夜の授乳は本当につらい。寝不足よりも傷の痛みがつらい。
・むくみがひどいー。産後浮腫むのは知っていたけど本当にひどい。顔も足もパンパンでちょっと泣けてくるほど。
・なべおさん、1ヶ月休みを取ってくれました。最初の大変な時期をふたりで経験するのが大事という理由から。私の心の余裕は、なべおさんのおかげです。

<最近の買ってよかったもの>
・バランスボール!!! さっそくモロー反射で眠れないよーつらいよーという新生児あるあるの洗礼を受け、傷の癒えない体で縦揺れしながら寝かしつけは無理! と購入。
良いです。とても良いです。ぼよんぼよんしてるうちに赤子は夢の中。新生児ちょろいぜ。
買ったのはギムニクのクリアタイプ。高いんですが、丈夫で安心であろうということと、透明であること! けっこう場所をとるアイテムなので、存在感があまりないクリアだと部屋が狭く見えなくていいです。


amazonにもあるんですが、クリアの65cmは現在欠品中の様子。

ギムニク(GYMNIC) オプティボール 65 LP9665

ギムニク(GYMNIC) オプティボール 65 LP9665

 

 

入院まであと少し!

https://www.instagram.com/p/BI_4OukgPJ6/


いよいよ39週に突入です。
いやー、よくぞここまで来れた。私が親だなんて世も末とはこのことか! と思っていましたが、なんだかんだで毎日朝は来て世は続いていくようです。

臨月に入ってまた安静になったものの、先日の健診では少し動いても大丈夫だからねーと言われ、しかし今週は前半→担当医が夏休み、後半→病院がお盆休診、なので、ここで産気づいたら困る‼︎‼︎ と大人しくしていましたが、ちょっと前まで頻繁だったお腹の張りもそこまでじゃなくなったし、前駆陣痛? という痛みもなくなったし、入院直前の数日だったら良いかな、と、TWGにて友達とランチに行ってきました。
お盆中の都内は空いているせいか、すんなり入れてゆっくり優雅な時間を堪能。TWG自体は赤ちゃん連れOKなんですが、産んだら赤子と静かに数時間なんて絶対に無理だもんね…
臨月に自宅安静でひたすら減塩・自炊だった効果か体重もまだ猶予があるので、あと数日は少し出歩いて美味しいものを食べられたらなー。陣痛きちゃうと困るけど。

もともと子供を持つことは諦めていた、というか、不妊クリニック通いに疲れてしまってからは、子供はむしろいらない。私には子供を育てるのは無理だと思ってたし、実際親しい友人などにはそう公言していたので、まだ気持ちが追いついていないのが実際のところ。
さすがに荒れた気持ちはなくなったけど、子を持つという良さはやっぱりピンとこないし、自分の人生は自分のものだと思っている私なので、産み育てると決意したとはいえ、時に自分を犠牲にすることも、自分の決断として納得していけるかなーという不安の方が大きい。
臨月に入ってからは、今の生活がもうじき終わってしまうことが寂しくて寂しくて、今までなべおさんとふたり家族で仲良くやってきてたのに、ひとり増えても上手くやっていけるかな…とか、まだ起こってもいないことを心配したりして、なかなか面倒臭い心理状態になっています。

先日、なべおさんに「私、お母さんになんてなれない」と弱音を吐いたのですが、それに対してなべおさんの返事が「じゃあ、俺がお母さんもやるから、すあまこちゃんは産み落とすところまで頑張ってほしい」で、ものすごく気持ちが救われました。

なべおさんのこういうところ、本当にすごいなーといつも思う。私なんかより遥かに親としての自覚を育んでいるじゃないかと。
私は母性本能は全く信じてないのですが、母性というものがあるのならば、私よりなべおさんの方がそれを持ち合わせていると思う。そして、だからこそ安心していままで一緒に暮らして来れたんだなー、とも。
なべおさん、俺は子供が欲しいってずっと言ってたのに、いざ生まれるとなって妻がこんなにも情けなくてごめんよ。

そんな母親になるとは到底思えない私でありますが、一方で、必要なベビーグッズを入念に調べたり、何ヶ月もかけて名前を考えたり、保育園情報を聞きに役所に行ったり、育児書を読み込んだり、特に苦にならずにしているし、ありとあらゆるマイナートラブルやらゴリゴリ痛い胎動で苦しいときも、勘弁して〜と思いつつ、でも元気で育ってるならなによりよ! と素直に思うし。

複雑な胸の内なのはずっと変わらないけれど、まあでも人生は自分でコントロールできることばかりじゃないし、しかし予期せぬ出来事を不幸にするか幸福にするかは自分次第なので、流れに逆らわず最善(それも難しいけど)を選択していく努力をするしかないな、と。
考えていた自分とはだいぶ違うけど、それでも人生は続くのだ。過去に固執するより、これからをより良くしていきたい。

友人にも「不安だ心配だって言っても、子供を愛せなかったら、子供もすあまこちゃんも不幸になるんだから、愛するしかないじゃん」と言われましたですよ。
ほんとそのとおり。
芽さえあれば愛は育てていけるし、芽ぐらいなら私の中にもありそうだ。とか考えたり。

いよいよ来週にはまだ見ぬ我が子(!)と対面です。
この先どう気持ちが変わるのかなー。とりあえず、なるべく安産希望で!



臨月つれづれ

https://www.instagram.com/p/BIV_cDVgXRU/

正産期に入っても安静の今日この頃です。
もっとも、切迫のときの安静とは違い、外出は基本的にせずできるだけダラダラ過ごす程度の軽い安静ではありますが。臨月に入るとわしわし動いてサクッと産むぜ! という人も多いと思うのですが、私は計画無痛を選んだので入院予定日前に生まれちゃうと色々困る。でもって、来週は担当医の夏休みと病院のお盆休みが立て続けにあるので、もちろん分娩はできるんだけど、麻酔ができない可能性大だし、できればちゃんと担当医がいるときに産みたいなあ…と思ったり。
計画出産は大人側の休み予定が立てやすい等のメリットがありますが、お産っていつ何が起こるかわからないからこちらの都合だけでコントロールするっていうのに限界があるわけで…。
何事も良し悪しだなーと今になって思ったりしています。24時間無痛対応で陣痛が始まったらいつでも入院できる病院にすれば良かったかも、とも。設備やケア内容や料金や、色々なことを考えて選択したので、後悔している訳ではないのですが、家から出られないのはちとつらい。お腹の子は毎日元気に暴れているので、大人の都合で申し訳ないけど、もうちょっと待ってねーと祈る日々です。

しかし、なんだかんだありつつ、もうすぐ出産ですよ。こわいよー。
妊娠当初の荒れた気持ちはおさまりましたが、不安と恐怖はやはりぬぐいきれず。赤ちゃんに早く会いたい! なんて手放しで喜べる感じではなくて、一度も対面することなくお腹の中で9〜10ヶ月も育てて、顔を合わせた瞬間には親になっているなんて、すごい仕組みだな…とおののいています。
女性は妊娠中から母親に、男性は生まれてから父親になる、なんて話がありますが、全く母親になる実感がわかない。いまやお腹はだいぶ大きいし、毎日ゴリゴリと容赦ない胎動があるので、中に誰かいることは確かなんですが、それが自分の血を分けた子っていうのが全然ピンとこない。
なんていうか…、なべおさんが出産できない代わりに、私が彼の子供を代理出産する気分。
そんな感じで、我が家の場合は今の所、両親ともにスタートラインが同じになりそうな予感です。

入院セットも用意したし、最近買ったミシンでトッポンチーノなんかも作っちゃったし、あとはほんとに産むだけ。
案ずるより産むが易しと言い聞かせて残りの日々、がんばります。


妊婦メモ
・体重は臨月に入って横ばい。+9kg〜9.5kgを行ったり来たり。
・むくみがひどかったので、減塩にしっかり気を使うようにしたら、あっさりむくみは引きました。塩摂りすぎだったのか!
・トッポンチーノ作りの勢いに乗って、姪っ子に手ぬぐいで甚平も作ってあげました。本当は2年前にプレゼントするつもりで材料も買ってあったんだけどね…放置してたんだ…
・寝てる時に肋骨が痛くなるのが地味につらい。寝返りのたびに痛いよー
・おへそはついに完全にひっくり返りました。ちょっとでべそになってる時も。
・横っ腹をいつも角張った何かが移動してて痛く、これは膝なのか踵なのかと思っていたのだけど、検診時にお尻と判明。赤子のお尻ってこんなに骨ばってるのか!


最近買ってよかったもの
・ミシン。何年も欲しくて、赤子が生まれれば縫い物も多くなるであろうと思い切って購入。多分ミシンを触るのは20年ぶりくらいだけど、今のミシンは快適なんだねえ…
この値段で買えるっていうのも素晴らしい。

商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。お買い物される際には、必ず商品ページの情報を確認いただきますようお願いいたします。また商品ページが削除された場合は、「最新の情報が表示できませんでした」と表示されます。


プチバトーの箱入りTシャツ
2ヶ月前くらいに3枚買って、最近はこればかり。よく伸びて丈も長いので、お腹がちゃんと隠れてよいです。
私はふんわりトップスだと、妊婦というよりただのデカい人になるので、お腹が目立ってもピッタリしている方がしっくりきます。ピタピタ系妊婦さんにはとてもおすすめ!

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久々映画レビュー 見逃していた3本

超久しぶりの映画レビューです。
もう臨月なんですが、またも安静にしており映画館には当分行けそうもありません。
最近はプライムビデオやhuluで見逃していた作品をちょろちょろ観ています。便利な世の中になりましたねえ…

セレステジェシー

離婚を前提に別居しているのにいつも一緒で仲良しなセレステジェシー、離婚するはずなのに仲が良いなんておかしいよ! と友人カップルに言われても気にせず毎日のように会っていた二人ですが、ある日ジェシーから子供ができたと言われ…

男女のもやもやとした関係を重くならずに描いた良作。
このふたりは、すごく相性の良い恋人同士だったんだろうなー、でも、結婚となると上手くいかなかったんだろうなー、だけど相性が良いからすぱっと別れることもできないんだろうなー、なんて思いながら観ていました。
セレステのような気持ちを抱える女性は多いんじゃないでしょうか。
相手の怠惰なところや頼りない面にイライラする。でもその欠点を見下している部分もあって、心のどこかで優越感を感じていて、しかもそれ以外の部分はとても好きなので離れられない。相手は自分より下なのだから、決して離れていかないという根拠なき自信がある。
そんなセレステの成長物語ですね。
うだつのあがらないジェシーも、ちゃんと自分の道を定めていくし、セレステもそれを受け入れていくしかないし、自分の驕りや矛盾とも向き合っていかなくてはならない。
すんなりできることではないので、お互い大人気なくみっともない姿を晒しつつ、そのステップを踏んでいくのですが、そういうところも極端に深刻にならず、でもそういうことあるよねーと頷ける感じ。
ふたりの関係に決着がついても、ふたりの人生は続いていく、そういう終わり方がよかったです。あと、正しいことが最善と限らない、というのも。ほんとその通り。



・黄金のアデーレ 名画の帰還


第二次世界大戦中、オーストリアでユダヤ人家族からナチスによって奪われたクリムトの名画。戦後オーストリアの美術館所有となったその絵の返還を巡る物語です。


いやー、こんな実話があったのですね。びっくり。
アメリカでブティック?を営むおばあちゃんが、実は名家の生まれで、ユダヤ人であったことから迫害を受け、戦時中に命からがら亡命していた、それだけでもまさに事実は小説よりも奇なり。
こういう映画を観ると、やはり戦争は人を狂わすのだなと感じます。この人たちはお金を持っていたし色々な人脈があったから逃げることができたけれど、そうでない人の方がおそらく多数派なわけで。世論や時代の空気感で、善良な人々が罪人として扱われてしまうというのは本当に怖い。
絵の返還を求めるマリアが非常に情緒不安定なのですが、何十年経っても心の傷が癒えず、祖国を許すことができない。しかしその祖国は自分の家族が幸せに暮らした思い出がある場所でもあるという、複雑な胸の内を体現していたと思います。
しかし、何十年も経って現地に赴き、自分の住んでいた家が残っているというのがね。さすがヨーロッパだなーと。家族のエピソードには涙涙です。


・彼は秘密の女ともだち


夫と生まれて間もない娘を残して亡くなった親友ローラ。主人公のクレールは娘とふたりで暮らすダヴィッドの様子を見に家に訪ねてみると、そこにはローラの服を着て女装し、娘をあやすダヴィットの姿が…


オゾン監督の得意分野ですね。これはトランスジェンダーにあたるのかな?
ダヴィッドは女性の格好をしたい、むしろ女性になりたいけど、性的対象は女性。ローラと結婚していたときは彼女の美しさを見るだけで満足し、自分が女性にならなくても欲求が満たされていたけれど、亡くなった後の喪失感がきっかけに欲求が再び湧き上がってきたと。
そんなダヴィッドをクレールはヴィルジニアという女性として友情を育んでいくのですが、彼女もまた既婚でありながらもずっとクレールに惹かれていて、女性は全く性的対象じゃないわ! というわけでもなく。まさに性は人の数だけパターンがありますね。
クレールの夫はごくごく一般的な異性愛者なわけですが、最初、この手の旦那は映画だと無自覚にモラハラだったり差別主義者だったりするんだよ…と観てたら、そんなことはない。優しいし、仕事も頑張ってるし、妻に理解もあれば同性愛に差別意識もないし、外見も素敵。良い旦那さんじゃん!!! ってなったのですが、たとえ外からみてパーフェクトでも、実際に愛し続けられるかというと別問題だったりするのかなーと。そこも性とか恋愛とかパートナーシップの難しいところですね。
ダヴィットの女装姿はやっぱり女性ではなく男性のそれで、最初のうちやりすぎちゃって過剰に女性らしい服を着たがったりするのが微笑ましかったです。最後はスキニーデニムでシンプルカジュアルな格好になってたのは、きっと女性になれたんだな。


妊婦メモ(おまけ)
・臨月に入り、体重は妊娠前+9.5kg。そろそろ止めたい…無理だろうか…
・赤子推定体重は2675g。誤差を考えるともうちょい大きくなってくれると安心。
・ケトンが出たので糖質を積極的に摂っていたら、今度は尿糖が出た。しかも貧血は治ってないわタンパク質は足りてないわビタミンも不足してるわと色々言われ…お腹の子に取られて母体はボロボロです。(尿糖は翌週はマイナスでした)
・最近は鉄剤にも慣れて胃が快適だわーと思っていたら、どうやら赤子が下がってきていたかららしい。子宮頚管も短くなってるし、子宮口もやわらかくなってきてるし、お腹も張ってるしで、早く産まれるのを防ぐために張り止めを飲む回数を増やして安静にしております。
・骨盤のレントゲンを撮ったところ、広さも充分、形も良い、まさに安産型! と担当医から太鼓判。人生で骨盤を絶賛されることがあるとは…!
・胎動は相変わらずダイナミック。たまにお腹が激しく波打ったり変形するので、私もなべおさんも引き気味。