読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

独断と偏見で選ぶオススメ本10作 高校生編

はてなに移行してから、Amazonリンクが貼りやすくなったので、嬉しさついでにオススメ本を紹介してみようと思います。

というのも、最近、読書の有益性とは!とか、漫然と読むだけじゃ無意味である!とかいう意見をちらほら見かけ、そんな鼻息荒く語らなくても、読みたいから、面白いから読むってだけじゃダメなのかな〜と思ったのでした。
真面目に語りますと、本を読むことで想像力が養われるとか、自分の知らない思考や知識が身につくことは多々ある。ありますが、それは副産物なので、やっぱり面白いから読む、でいいんじゃないかなー。まあこれは私の意見だし、読む本のジャンルによっても読み手の心構えは違ってくるだろうけども。
 
そんな私の独断と偏見に満ちた、高校生にオススメしたい本10選。
私が高校時代に読んで良かったものもあれば、高校生のときに読みたかったと思うものもあります。わりと本は読んでた方だと思うので選ぶの苦労した…。高校生だったのは遥か昔なので、フレッシュなラインナップじゃないのはご容赦ください。
 

 

ぼくは勉強ができない (新潮文庫)

ぼくは勉強ができない (新潮文庫)

 

高校生だったら是非読んでほしいのが山田詠美のこちら。主人公の秀美くんが超絶かっこいい作品です。おそらく20年以上時代を遡るけど、普遍的な青春小説なので、今の10代も楽しめるんじゃないかな。秀美ママもおじいちゃんも素敵。番外編の眠れる分度器も素晴らしいです。

 

 

TUGUMI(つぐみ) (中公文庫)

TUGUMI(つぐみ) (中公文庫)

 

よしもとばななって、今の若い子はどれくらい読むんでしょうか。一時期一世を風靡した作家さんです。一世を風靡といっても、時代に関わらず良い小説をたくさん書いています。この作品に出てくるつぐみの魅力的なことといったら!はじめてのよしもとばななにうってつけの一作だと思います。

 

 

夏への扉 (ハヤカワ文庫SF)

夏への扉 (ハヤカワ文庫SF)

 

SF好き、猫好きならこちらでしょう。

名著と呼ばれる作品なので知ってる人も多いかもですが。コールドスリープで未来へ行くやつですね。とても面白い。そして爽やか。テクノロジーがもたらす明るい未来を信じられるような、夢のある話です。タイトル通り、初夏に読んでほしい1作。
 

 

エンブリオ (上) (集英社文庫)

エンブリオ (上) (集英社文庫)

 

 

 

エンブリオ (下) (集英社文庫)

エンブリオ (下) (集英社文庫)

 

 

インターセックス (集英社文庫)

インターセックス (集英社文庫)

 

私はとにかく帚木蓬生さまが大好きなのですが、あんまり知名度が高くないんですよね。この方は30年以上にわたりコンスタントに作品を発表し続けてるスゴイ人です。

ほとんどハズレ無しの作家ですが、こちらは医療サスペンス。高校生ならこれくらいディープな問題提起をされても軽やかに受け止められる柔軟性があるといいなあ、というのは私の勝手な希望です。
エンブリオインターセックスと続くので、順番間違えないでね!
 

 

 

青の炎 (角川文庫)

青の炎 (角川文庫)

 

続いてサスペンスつながりでこちら。これこそ高校生ドンピシャ(ドンピシャって今の子使う?)な作品。読んでいて胸が締め付けられる辛い話ではありますが、青春の瑞々しさや輝きが描かれていて、まあその分ズッシリくるんだけど…。こちらもファースト貴志祐介にいかがでしょうか。

 

 

イノセントワールド (幻冬舎文庫)

イノセントワールド (幻冬舎文庫)

 

ヒリヒリした青春を好むならこちらを。高校生の時読んでたですよ!この作品はおそらく20代になると途端に色褪せて見えるので、若いうちに読んでおくのが正解。高校生じゃないであろう作者がこんなにも思春期のヒリヒリに肉薄できたことに、この年になると驚きを隠せない。1990年代の若者カルチャーも覗き見られていいと思います。いや、さすがにここまでぶっ飛んでる人はなかなかいなかったと思うけどね。表紙は蜷川実花ですよー。

 

 

 

去年ルノアールで 完全版 (マガジンハウス文庫 せ 1-1)

去年ルノアールで 完全版 (マガジンハウス文庫 せ 1-1)

 

箸休め的にエッセイであるこちらを。

ルノアールなんて高校生は行かないよね…。私もタバコ苦手なので行きません。
気楽に読んで、気楽に笑って、後に何も残らない。無気力文学、まさにそのとおり。
 

 

 

女神 (新潮文庫)

女神 (新潮文庫)

 

三島由紀夫の短編では、私、これがすごく好きで。これぞ文学!って感じ。洗練されてエレガントできらびやかな文章において、三島にかなうものなし。とにかくひとつひとつの文章、表現、全ての日本語が美しいです。

昔の純文学は、慣れてないとつらいと思うのですが、けっこう読むよ!という人には、ぜひこういった近現代の有名どころもおすすめします。
 

 

 

沈黙 (新潮文庫)

沈黙 (新潮文庫)

 

これもチャレンジ本!この作品でノーベル賞とるかもと言われていたにも関わらず、センシティブな内容のため見送られたというウワサがある作品です。

私が読んだのは30過ぎてからだったんだけど、若いうちに読んでたらよかったと激しく後悔しています。信仰とは、人間とは、と切り込む話なので、難しいし暗いし、ハードルは高いのですが、素晴らしい作品なので、我こそはと思ったらぜひ。
 
他にも人に勧めたい作品は多々あるのだけど、とりあえず10冊。
時間があったら、中学生、小学生編もまとめたいと思います。