アマン東京

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たまには華のある話題をば!

先日、健診帰りにアマン東京にてブラックアフタヌーンティーに行ってきました。
病院は横浜の方にあるのですが、新横浜から新幹線(!)で東京駅まで移動し、そこから大手町まで10分もかからないくらいでしょうか。初アマン! 予約3ヶ月待ち、なんて言われてますが、平日だったこともあってか飛び込みでOKでした。とはいえ良席はおそらく予約の方で、できるだけ窓際がいいなーとカウンター席を選びました。

この前日まで切迫流産で自宅安静と言われ、まるまる2週間じーっと寝たきり生活でした。その前は身内の用事でバタバタ義実家と自宅を行ったり来たりして、その前はつわりで寝たきり、今年に入ってからまともに生活できた日は片手で数える程度しかなくて、仕事はもちろん、出かける計画とか友達との約束とか実家に帰る予定とか、全部キャンセルせざるを得なくて涙をのむ日々だったのですが、つわりが去り、身内の用事も済み、やっと普通の生活ができる! 産むまでの貴重な時間! と喜んでいたら、出血→自宅安静。妊娠は人それぞれだし、私みたいなことは珍しくも何ともない、わかってはいるけど、気持ちも身体も元気なのにじっと寝ている生活はつらく、ものすごく気持ちが荒んでしまい、例の「妊娠は予定してなかったのに何でこんなことに」という気持ちになったり。不安定な私を不憫に思ったなべおさんが、健診で安静が解除されたら、という条件で提案してくれたのでした。

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初アマン、久々にこんなホテルに来たので緊張してしまったんですが、素敵でした。黒で統一されたシックな内装。和とはいえ雅で柔らかな感じではなく、男性的で禅な感じ。とはいえ暗さは全くなく、広々とした空間の取り方や高く開放的な天井(和紙が貼ってある。贅沢!)で穏やかでリラックスできる明るさでした。同じく黒で統一されたアフタヌーンティーも、とにかく器が素敵! いつも半ば私に強制されるように来るなべおさんもこの辛口なビジュアルが響いたらしく、「かっこいいね〜! オシャレだね〜!」と喜んでました。外国の方にも実際に使いながら和の雰囲気を楽しんでもらいたい、というコンセプトで南部鉄器の黒のイメージした器を使ってるんだそうですよ。ティーポットなんてすごく使いやすそうだったんだけど、販売はしてないそうです。残念ー。

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メニュー内容も黒!ということでチョコ系が多く、そしてそれがとても美味しい! そこまで甘くなく、香り強め酸味弱めで私の好きな味。スコーンはほろほろ硬めで、もっとホクホクした方が私は好みかなー。クロテッドクリームはたっぷりで嬉しかったです。
お茶は種類を変えておかわり自由。ドイツのロンネフェルトのものです。ホットだけでなくアイスも都度都度淹れてくれます。やっぱり器が素敵で、あのティーセット欲しいなーと思うんですが、販売はしてないのか…(しつこい)。まあでも、この食器の良さは空間の素晴らしさと相まってのものなので、家で使っても良さを再現しきれないのだよね…きっと…
とはいえ、黒い器の魅力再発見でありました。

アマン東京のアフタヌーンティー、予約なしで入れたし、平日はわりと行きやすいようです。窓際ソファ席狙いなら予約をした方がよいとは思いますが、カウンターもなかなか良くて、皇居にちらほら見える桜を眺めながら楽しめました。スタッフは慣れた人と不慣れな人との差が少し気になったけど、慣れた方は本当にそつなく親切で、おおホテル! といった感じ。
久しぶりの病院以外の外出で、本当にリフレッシュできた!

が、動いてもいいよと言われてるとはいえ、4ヶ月近く寝て過ごしていたため、体力の衰えがすさまじい。ただでさえ疲れやすい妊娠中なのにさらに身体が弱ってしまい、少し歩いただけですぐ疲れます。安静にしなくても大丈夫だからって、今までみたいに動くことは全然できなくなってしまいました。疲れるとすぐお腹が張るし、お腹が張ると切迫流産・早産の危険性が増すのでどきどきしてしまう。なので無理は禁物。
当分の間は遠出はひとりだと怖いし、ちょっとした外出も、外に出た翌日と翌々日は家で休養、みたいな状態。自分だけなら多少疲れてもいいやーってなりますが、今は多少の疲れも残さない方が良さそうで、いつもの3割稼働って程度でしょうか。
平時の無理と妊娠時の無理はだいぶ違うので、勝手がわからずイライラしがちなんですが、少しずつ慣らしていければ。